アメリカは11月末は連休です。友達の所へ遊びに二泊三日で旅行をしてきました。BBQをしたり、セールの季節なので服も買ったりして充実しました。
啓吾君は、死ぬ程アクティブになってきています。お陰さまで成長は早いようで、言葉も喋り始めています。あっち、こっち、エルモ、アップル、ベイビー、ドギー(犬)、ダディーという単語を駆使しして、親とコミュニケーションを取ろうとしています。アビキ(飲み物)という造語も。英語だとLが発音できてる!と頼もしい反面、日本語をもっと覚えなさいと少し心配です。
あまりにも元気すぎて、先日は三針を縫う大けがをしてしまいました。ブラインドを握りしめて転落して、手を切って血がドバーッと。男なんで心配はしてませんが、もう少し広いお家に引っ越してストレス発散させてやりたいですね。ナルシストなのか、鏡の前で自分の姿を見るのが最近のお気に入りです。
私生活では、テニスクラブの会員になりました。昨年の冬はギブアップしてましたが、近くでよいクラブが見つかったので、火曜日の夜9時から11時までちゃっかりテニスをしています。現地人の知り合いがぐっと増えるので、やっぱり趣味は生かすべきですね。土曜日の夜もコートが使えるので友人を誘ってテニスしています。
学校は引き続き経済学が面白いです。クラスメイトの香港から来ている中国人と韓国人も、今迄まったく勉強してきたことと違うことに驚いていました。アジアは経済学の教え方が米国より明らかに遅れていると思います。事例は近いところまでやりますが、それらを考えるフレームワークの教え方が古臭すぎます。日本の近代史の教え方と同じなのかな?と思いました。日本の歴史だと、明治時代までやって後はテストに出ないから自分でやってということで教えてくれません。経済学も20世紀前半ぐらいまでをやって、ここ50年の理論を教えないような感じです。まだ固まってないということでしょうが、経済学は今の経済への処方箋になるべきですし、歴史も今現在を考えるための実学なので、直近のことを分析できなければ意味がありません。
仕事では、外国人の本社採用のプロジェクトがミドルマネージャーに断られがっかり。。。トップマネージャーは皆賛成だったのに、非常に歯がゆくやりきれません。新しいことを「やらない理由」は誰でも作れます。発言と行動が一致していない、という姿には本当にがっかりしましたし、一連のやり取りを通じて、東京の上司がどういう世界観を持っているかがよく分かりました。会社の利益をどのレベルで考えるかが、私の思っているマネージャー像とはだいぶズレていました。皆いい人なのですが、人を利用する視点が足りなすぎる。ただ、摩擦を起こすことで、色々な事が早く明らかになったので、摩擦は常に正しいと思い直しました。自分の将来も考えるよい材料になりましたし。
12月は試験期間でちょっと大変です。